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●オンライン小説検索対応ページ ◎作者:SHI−F(シーフ) ◎カテゴリ:FT ◎カテゴリ:長編小説 ◎カテゴリ:連載中 ◎あらすじ:どうにか内乱を収めた坂上アスナだったが、やっぱり問題は山積。とりあえず内乱の後始末から始めるアスナだったが・・・・・・。
 
長編ノベル
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魔王(まおう)【種族・地位】
ラインボルト国王の尊称にして、幻想界最強のただ一人からなる種族。
強大無比なる力を有している。初代魔王リージュが独立戦争時、進軍に邪魔だからと山一つをぶっ飛ばしことからも分かるとおり、メチャクチャである。
だが、それはあくまでも魔王の力の一端でしかない。詳細はまだ秘密。
歴代魔王を見てみると名君もいれば暴君もいる。ただ同じ種族が魔王となった例は少なく色々な種族の出身者が魔王となっている。
故に”全ての魔族を統べる王”という意味で魔王の尊称を有するようになった。
作中には初代リージュ、第五十一代ルーディス、第七十六代アイゼルの三人の名が出ている。



魔王機関説(まおうきかんせつ)【学説】
魔王を国家の権威を代表する最高機関として、だけれど国権からは切り離すという学説。
為政者としての能力ではなく、魔王のチカラの継承によって魔王の地位は禅譲されるため、政治に関して無能な者が魔王の地位に就けばラインボルトだけではなく、幻想界も混乱をすることになる。それを危惧した一部の政治学者が唱えた学説。
しかし、権威者として祭り上げるということは現実から遊離するということでもある。
ラインボルトは魔王の存在を根幹としており、リーズの大攻勢が始まれば太刀打ちが難しい。その時、必要となるのは魔王の武力である。
ただの権威者に押し込めておいて、危難の際には頼るというのは虫が良すぎる。魔王自身が己の問題だと直視しにくいだろうということで埃を被ることになった学説。
現在は法に明文化されていないが魔王は行政、司法、立法を掌握する君主であるが、それぞれの長の補弼を受けて政務を行うのが慣例となっている。つまり、魔王が政治に関心が持てない、才能がなければ丸投げするということだ。ヴィトナーはその典型である。



魔王印(まおうじるし)【ブランド、社内用語】
王宮府に属する企業群が製造している商品の総称。
一般にはこのような呼ばれ方はしておらず、企業群のみが使用している。



魔王の後継者(まおうのこうけいしゃ)【地位】
魔王の力を受け継げる器の持ち主。種族の区別なく魔王の力そのものが後継者を選定する。
魔王存命中に発見し、王となるための教育を受ける立場にある。
王族と同じ礼遇を受けることが出来るが、王族として籍に載せられてはいない。
後継者は魔王の力を継承する際、壊れてしまうことがあり、耐えられなかった者を王族とすることは出来ないからである。
現在の後継者は坂上アスナである。



魔具(まぐ)【道具】
魔力を流すことによって強大な力を発揮する武具の総称。
それだけではなく、魔法力や闘気によって作られた防御壁を破ることが可能である。
魔具同士の鬩ぎ合った場合、優劣を決めるのは担い手の技量以上に魔具としての格がそれを決める。それだけに、強大すぎる力を有する魔具は持ち手を選ぶこともある。
ヴァイアスのガルディス、マノアの黒死槍、ベルナのシュタルヴィア、フォーモリアスのバレジが作中に出てきている。



魔剣士(まけんし)【尊称】
魔剣の主である者のこと。
正式な職業名ではなく尊称として用いられている。



魔獣(まじゅう)【獣】
魔力を有した野生生物、凶暴な性質のものが多い。



魔族(まぞく)【種族】
幻想界の住人の総称。
形状は様々だがそれなりに大きな魔力を有し、人族と比べて頑強な身体を持っている。



魔導式(まどうしき)【技術】
自動魔法展開文列とも言う。
魔法を言語化したものであり、子どもでも使える簡単な魔法でも魔導式にすることは難しい。
例えば室内の明かり程度の光を魔導式で表そうとすると、光の強さや色などだけではなく、光とは何であるかまで記述する必要がある。
しかし、現在はそれなりに簡略化させる方法が発見され、幾分短くすることが出来るようになっている。



魔導珠(まどうしゅ)【道具】
物質に魔導式を刻み込み、それに魔力を流し込むと魔法が展開されるようになる。
魔力が供給され続ける限り、半永久的に稼働し続けると言われている。
誰にでも使用することが出来るが、非常に高価な道具である。
ラメル撤退戦で地雷として使用した爆発用の魔導珠、ランプとして使用する魔導珠、コンロとして使用する魔導珠と色々なものがある。



魔法(まほう)【技術】
幻想界において魔法とは行使者の想像力と魔法力によるものに他ならず、それは基本にして究極の奥義である。そして、魔法を行使するための最大の資質とは無知であることである。
魔法力そのままでは何の力も効果も発揮しないもの。そこに想像力という方向性を与えてやると、魔法力はそれに応えてそれぞれの魔法へと変化する。指先に小さな火を想像すれば、火。が水に濡れることを想像すれば、水が現れる。
確固とした想像を維持することが出来れば、どのような非常識でも魔法として行使することが可能である。
想像に綻びがあったとしても、大きな魔法力を使えば実現可能である。それ故に新しい魔法を開発する者は総じて、大きな魔力を有する者なのだ。




魔法力(まほうりょく)【力】
魔力を魔法を使用できるように加工した状態。
魔法として展開しない状態で体外に放出すると蒼く光って見える。



魔力(まりょく)【力】
魔族の体内にある力。魔族の身体を強靱なものにしている大元である。
竜族や獣人族のような種族は変化に魔力を使用している。
身体の維持にも必要なため、一定量以上の魔力がないと魔法を使えない。
ちなみに人族にも微量ながら魔力を持っている。



冥王(めいおう)【地位】
ラディウス国王の尊称であるが、当のラディウスからすれば蔑称である。
ラディウスはその自分たちこそが正統なるラインボルトであるとし、君主は魔王であるとしているためである。
だが、ラインボルトに魔王がいるため諸外国からは「魔王」の尊称は用いられず、「冥王」と呼ばれている。



巡りし蛇(めぐりしくちなわ)【種族】
獣人に属するが少し特殊な者たち。巨大な蛇の姿になることが出来る。
また、脱皮を繰り返すことである程度の若返りを可能とする。長命故に博識な者も多い。



紋章院(もんしょういん)【機関】
名家の登録と管理、紋章の作成、城外の王族の世話を行っている。
王族から与えられる勲章や感謝状、恩賜の菓子や煙草、酒などを用意する。





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